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インバウンドマーケティング 動画を使った成功事例

昨年から「インバウンド」という言葉を頻繁に聞くようになりました。

しかし実際集客に大成功している企業や自治体は数えるほどでインバウンドマーケティングの確立はまだまだこれからといった状況です。

今回は観光客を前年比4倍にした、佐賀県の動画を使ったインバウンドマーケティングを紹介していきます。

 

「温泉に入浴するスレンダーな後ろ姿にドキドキするが…」という動画が、世界201か国、特にタイで爆発的にシェアされ再生されました。

話題の動画は、佐賀県が2015年1月9日から始めた観光アプリケーションと多言語コールセンターを組み合わせたサービス“SAGA TRAVEL SUPPORT(佐賀トラベルサポート)「DOGAN SHI★TA★TO(どがんしたと)?」をプロモーションする目的で作成されました

まずは動画を御覧ください。

 

 参照:http://saga-travelsupport.com/lp/

現在1,984,363回再生されており、インバウンドマーケティングとしては大きな成功だと言えます。
この動画の何がすごいかというとタイの国民性を理解して制作している点です。
タイではこのような視聴者を騙すCMが人気で、たびたびSNSで拡散されます。
こちらはワコールの下着CM(再生回数16,422,833回)

こちらは美容クリニックのCM(再生回数585,309)

日本でこのようなCMを見かけることは少ないと思います。

また佐賀で撮影された映画「タイムライン」や2015年4月より公開のテレビドラマ「きもの秘伝」などがタイでヒットし、ロケ地巡りを特集する雑誌の取材なども相次いだ結果、佐賀へのタイ人観光客増加に拍車をかけました。

それに加え、タイで大人気の日本人MC佐野さんが「すごいJAPAN」というメディアで佐賀を紹介したのも観光客増加の背景にあると思います。

その結果、前年比4倍超の観光客を誘致するのに成功し、インバウンドマーケティングが大成功しました。

インバウンドマーケティングを考える上で国ごとの文化をしっかりと理解しプロモーションにつなげることが大事だとわかります。

みなさんも是非SNSでの訪日外国人観光客誘致を考えてみてはいかがでしょうか?