インバウンド対策:海外の主力SNSについて

海外の主力SNSについて

 

国内では飛ぶように売れた大ヒット商品が、海外では全く売れなかった。

このような話は珍しくありませんが、SNSの人気にも同様のことが言えます。

たとえば、日本では月間アクティブユーザー数を見るとLINEが他の追随を許さない状態ですが、近隣の台湾、タイ、インドネシア以外の国では、それほど主流となっていません。

各国はどのようなSNSが主力なのでしょうか。

 

アメリカ

Facebook、Twitter、Instagramはもちろん、日本ではまだ有名ではない下記SNSも人気です。

・Snapchat(スナップチャット)
画像や動画を相手に送信できるアプリですが、時間が来ると写真や動画は消えてしまうのが特徴です。

・Whatsapp(ワッツアップ)
テキストチャットがメイン機能のアプリ。アジアでのLINEと同じような使い方をされています

・kik Messenger(キックメッセンジャー)
チャットアプリですが、アカウント登録に電話番号などの個人情報を必要としません。

 

中国

 

中国は国家の厳しいインターネット検閲により、FacebookやTwitter、Googleの使用ができません。よって独自のSNSが発達しています。

Wechat (ウィーチャット、中国語では微信:ウェイシン)
機能はLINEによく似ており、友人同士のチャットのやりとりや、グループチャットなどの機能が付いています。

 Weibo (ウェイボー:中国語では微博)
これはTwitterと同じような機能を持ち、短文での投稿に写真や動画をつけることが出来ます。

 

台湾

 

Facebook、LINE、Instagramと日本と大きな差はありませんが、前述のWeChatもよく使用されています。

世界的に見ると、やはりFacebookが最もユーザー数が多く、LINEが比較的高い人気を維持している台湾ですら、メインのSNSはFacebookを利用している人が多い実情です。

Facebookの他に海外の広域で人気を誇っているのが、Instagramです。米国を覗いた各国のユーザー数だけで、全体の8割を超えると言われているため、より多くの国や地域に情報を拡散したいのであれば、見やすくユーザー数も多いInstagramが効果的です。

このように国よっても主力SNSが異なるので、プロモーションしたい国に合わせた媒体選びが重要です。