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インバウンドで怪我が発生!どのように対処すればいい?

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インバウンド事業で最も懸念されるのは訪日外国人の怪我です。思うような治療を受けられなかったり、治療費が高くついたりすることがあるためです。訪日外国人の不安を解消するには、どのように対処すればいいのでしょうか。

怪我した訪日外国人をサポートするインバウンド向けサービス

訪日外国人が怪我をすると、同時にいくつかの問題が生じます。例えば言語の違いによって十分なコミュニケーションが取れず、症状を確認するのに手間取ったり、受け入れてくれる病院を探すのに時間がかかったりします。

また保険証が無いので治療費の公的負担がなく、請求された全額を支払わなければいけません。無保険の旅行者が多い上に、そのまま帰国して連絡が取れなくなるケースもあります。

こうした事態を防ぐために、観光庁ではインターネットで利用できる医療機関リストやガイドを作成しました。医療機関リストは4種類の言語に対応しています。ガイドは英語ですがピクトグラムを多用しており、指さしで症状を伝えることが可能です。

他にも海外旅行保険の加入を推進しており、訪日外国人が多い空港では民間業者がパンフレットを配布して呼びかけています。海外旅行保険では数千円程度の負担で1,000万円まで補償され、来日してからの加入も可能です。最近ではインバウンド向けのアシスタンスサービスやコールセンター、アプリも充実しています。

怪我も安心?事業者向けインバウンド保険とは?

怪我をした訪日外国人が自力で対応するのは不安が多く、安心して旅行するには日本人の応援が必要です。観光庁では日本人がサポートしやすいよう、都道府県ごとに相談窓口を設けています。沖縄では専用ツールとしてハンドブックを作成しました。

最近ではMISE(世界各地からの集客が見込まれるビジネスイベントなどの総称)で招致した訪日外国人のための事業者向け保険が増えています。また宿泊者やレジャー施設の利用者を対象にしたインバウンド向けの保険もあります。

いずれも加入するのは事業者であり、訪日外国人はMISEに参加したり宿泊施設やレジャー施設を利用したりすれば強制加入になります。保険料は会費や利用料に上乗せすると確実に徴収できるでしょう。これで双方が不安を感じることなく、訪日外国人の怪我をサポートできます。

まとめ

訪日外国人の怪我は、言語や費用の問題からトラブルに発展しがちです。それを防ぐために官民一体となってインバウンド向けのサービスを提供しています。弊社アレンジ(http://www.arange.co.jp/)でも多言語対応によって、訪日外国人の受け入れをサポート致します。ぜひともご相談ください。

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