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多言語メニューを作る際に気をつけるべき4つの事

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昨今インバウンド市場が「爆買い」や「円安」などで盛り上がりを見せています。

政府は2020年までに年間2,000万人を目標としていましたが、2015年には2000万人弱の訪日外国人が来日しているため、2020年の目標を3,000万人に引き上げました。

今後は更なる訪日外国人観光客が見込めると予想できます。

訪日外国人観光客の多い東京の飲食店では訪日外国人観光客に向けて多言語メニューを用意している飲食店もあるかと思います。

今回はより効果的な多言語メニューについて説明するので、まだ作っていない店も、作っている店も是非参考にしてください。

多言語メニューを作るメリットとしては以下の二つです。

①訪日外国人観光客の飲食店での満足度が高くなる。

②多数のメニューを理解できるようになる事での購買意欲の上昇による、売り上げアップが期待できる

それでは注意すべき4つのポイントを紹介していきます。

今回の記事ではこちらのドリアのメニューを使って紹介していきます。

 

 

①必ず写真を載せる

料理がどのような雰囲気か伝わるような写真を使いましょう。

いくら翻訳していても写真がなければどのような料理か想像することは難しいでしょう。

②メニューにはアルファベットをつけましょう。

これをしておくだけで注文する側もされる側も意思疎通がしやすくなります。

数字にしない理由は「3番を3人前」と注文する際、紛らわしいのでなるべくアルファベットにしましょう。

 

③説明文は外国人目線で

日本にある料理をそのまま説明しても、海外の人には伝わらない場合があります。

できるだけ細かく内容を説明するように心がけましょう。

例えば「チャンジャ」と言われて日本人ならすぐ理解できると思いますが、外国人の方からすると分からないので「辛く味付けした魚の内臓」という補足説明を付けてあげる必要があります。

スペースがあるなら食材と料理方法を載せるのもいい手だと思います。

④食材ピクトグラムの表示

日本に世界の様々な国の人達が訪れています。

宗教や体質の理由から「食べることができない食材がある人」がたくさんいらっしゃいます。

そのような人達は海外で見慣れない料理を見るとどうしても疑ってしまいます。

そこで、料理に使用している食材のイラストを掲載することで安心して料理を注文してもらえるようなります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

この4つを押さえておけば訪日外国人観光客を安心して迎えることができます。

インバウンドビジネスを考える上で店側も外国人側も双方が気持ち良く感じることがなにより大切な事だと思います。

株式会社アレンジでは飲食店様のご支援なども行っております。

本記事で使った多言語メニューの作成などその他、インバウンド集客のご相談も承っております。

気になる点がございましたら是非お気軽にお問い合わせください。

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