インバウンドニュース

熊本地震から見る地震による訪日外国人観光客減少への懸念

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2016年(平成28年)4月14日21時26分頃に、熊本県熊本地方を震源とする、マグニチュード6.5(暫定値)、最大震度7の地震が発生しました。

さらに、その28時間後の4月16日1時25分頃には、同じく熊本県熊本地方を震源とする、マグニチュード7.3(暫定値)、最大震度6強の地震が発生しました。

熊本地震の影響により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

日本は世界的に見ても地震が非常に多い国として知られています。

日本ほど地震が多発する国は世界の中でも見ても珍しく、それ故外国人から見た日本は、地震が起きやすく怖いといった印象をSNSでは多数見受けられます。

※FacebookBREAKING NEWS熊本地震コメント欄より翻訳

https://www.facebook.com/IwakeupwithTODAY/videos/1217724878262175/

「なぜいつも被害に遭うのは日本なんだ。」

「日本にはあまりにも災害が多すぎる。」

「あんな最高の国が立て続けに災害に遭うなんて・・・。くそ!」

「日本に旅行行ってる間に地震に遭遇しちゃったらどうしよう・・・。」

SNSでは地震=日本という考え方の外国人もいるほど日本では地震がよく起きると言われていたりします。

今回の熊本地震について海外メディアにも多数取り上げられています。

テレビで放送されるシーンはわざと過激なシーンであったり大袈裟に伝えているといったシーンも見受けられます。

しかし友達同士で地震の情報などを共有する場合はできるだけ現状をしっかりと伝えることを心がけましょう。

災害発生時は大袈裟な話やデマがSNS上で拡散され2次災害を引き起こす可能性も考えられます。

「現状」を正確に伝えることが何より大事です。

2020年に東京オリンピック、パラリンピックの開催も決まっており今後更に訪日外国人観光客が増えるのは間違いありません。

地震発生を防ぐことは不可能でも地震に対する考え方や、もし起こってしまった時の対策を予め考えておくことで被害を最小限に抑えることは可能です。

行政としてもインバウンド市場を盛り上げていく上で地震や噴火、日本ならではの災害なども視野に入れた取り組みをしてくれることを切に願います。

日本は地震大国である一方、温泉大国でもあります。

良い面、悪い面全て受け入れて、美しい国日本の今後を考えなければいけませんね。

一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

“コンタクト”
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