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中国のECサイトUI/UXを徹底解剖:基礎編

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株式会社アレンジはインバウンド関連であれば何でもやる会社である。日本の魅力を海外へのコンセプトの元、本当に何でもやっている。色々な依頼が各方面から来るので毎日忙しくさせてもらっている。改めてここで礼を言いたい。ありがとう。

…ちなみにこの前は某有名施設の店舗向けに接客やマナーのインバウンド接客研修なんかの依頼もきた。記事を書いている段階では受ける方向だが、これもまたうまくいったら報告する予定である。

 


基本的にはデジタルに特化している側面が多いので今回はデジタルのお話をしよう。中国のUI/UXを知りたい。こんなざっくりした相談をもらう事が多い。これを読んでいる方々がどこまで求めているのかもわからないので色んな確度からお答えになるように執筆している。

 

■中国UXの話

中国のUXを語る上でデザインの話もしないといけない。まずはECサイトを見てみよう。
※2016年クリスマス時

これに加えてAmazonのアプリ画面も見てみよう。(アメリカ、日本)

これを見れば一目瞭然だろう。中国の場合は
・中国のデザインはとにかく忙しい(1画面で詰め込む)
・見た目が大体一緒

 

■中国ECサイトマスト項目

1.検索バー

中国のECサイトのトップには必ず検索バーが付いている。ほんとに「必ず」だ。

2.カルーセル

検索バーの下には大体お得な情報や売りたい商品情報がカルーセルになっている。

3.ナビゲーター

大体セクション毎に項目が分かれており、何をしたいかによってすぐにクリックができる導線になっている

4.プリプロダクトバナー

目的の商品ページにたどり着く前にユーザー属性にカスタマイズされた商品情報がいきなり表示される。目的地が分かっているユーザーは結局どうにかして目的地にたどり着く可能性が高いので、ノイズをなるべく増やす施策だ。ここでの売上損失は考えない。(すごく中国っぽい)

5.フラッシュセール

今だけの限定感を煽るような仕掛けがすごく好き。

6.ベストセラー機能

日本や欧米でも当たり前の機能だが中国でもこの機能はある

7.メニュー機能

欧米は基本的には左側。中国は下側。日本はケースバイケース。Amazon、メルカリは左側。楽天、ZOZOは下側。

■フォントに隠された読み込みスピード

中国の回線事情はよくなってきたとはいえ、欧米や日本に比べると非常に遅い。これを緩和するために中国側ではけっこう色々な工夫をしている。その一つが「フォント」だ。

中国のフォントで例えば「HY Xi Yuan Simplified Chinese BJ」というものがある。これには13,827語が収録されている。これをhtmlに組み込むとなるとブラウザが重くなるし、フォントを変えるたびにもっと重くなる。一般的には下記を行う事によって低減させている。

1.フォントを変えない
2.イメージ画像として加工してしまう

これで貴方も中国通だ。

■バナー事情

中国のバナーもやっぱり違う。というか、まったく違う。違いを見てみよう。

中国のバナーは

1.赤を基調としてる事が多い
2.アクションボタンがバナー内にある事が多い
3.フォント、サイズの統一感なし
4.バックグランドはなんかぐちゃぐちゃ

ここまでわかれば貴方も中国通。しかし、常に進化し続ける中国を追いかけるこれくらいはまだまだ基礎編だ。学ぶことはこれからいっぱいある。

“コンタクト”