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増加するインバウンドにはツールを利用しよう!ツール事例を紹介

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インバウンドを呼び込むためには、インバウンド対策用のツールをどんどん活用する必要があります。ツールを上手に使ってリピーターを増やすための取り組みも重要です。ここではインバウンド対策のツールについて説明していきます。

インバウンドに欠かせないツールとは?

急に訪日観光客が増えた場合には、SNSなどで口コミが広がっているケースが多いです。
観光で日本に行こうとしている外国人がSNSで日本の観光地に関する情報を目にし、口コミで良い情報が書かれている観光地なら行ってみたくなるでしょう。そのため、SNSを通じて情報を発信するのが効果的です。

観光施設や宿泊施設などでは、SNSの公式アカウントが欠かせません。積極的に良いところをアピールすると知名度も広がります。インバウンドで訪れたことのある外国人が、観光施設の公式アカウントを見つけたら、「いいね」を付けたり「フォロー」をしたりしてくれることも多いです。「いいね」や「フォロワー」が多い観光施設は人気が出ます。

インバウンドで来日している外国人が困らないように配慮するためのツールも大事です。日本国内では当たり前のことでも、訪日観光客にとっては当たり前とは限りません。

例えば、トイレの便器は国や地域によって異なります。現在の日本ではウォッシュレット付きの洋式トイレが普及していますが、日本ほど洋式トイレやウォッシュレットが普及してない国も多いです。中にはトイレの使い方が分からず、困ってしまう観光客もいるでしょう。

そのため、インバウンド対応シールが欠かせません。図入りでトイレの使い方の説明を記載しているシールです。説明は英語や中国語、韓国語など複数の言語で書いてあります。ウォッシュレットの操作パネルと一体化しているシールもあり、訪日観光客にとって非常に便利です。

タクシーのドアが自動で開くことを注意喚起するためのインバウンド対応シールもあります。海外ではタクシーのドアが自動でないところも多いです。シールを貼っていれば、ドアが開いたときにぶつかってしまうこともないでしょう。

インバウンドで来日する外国人の多くは、インターネットで情報を収集することが多いです。そのため、日本国内の観光施設や宿泊施設のサイトでも多言語対応する必要があります。全てのコンテンツを多言語で作り直すのは多額のコストがかかるため、多言語対応ツールが欠かせません。サイトのコンテンツを自動的に翻訳できるため、低コストで多言語対応できます。

インバウンド対策に使えるツール事例を一挙ご紹介!

インバウンド対策として「マイナビ翻訳」や「指さし英会話ツール」、「MC Catalog」などの導入事例が多いです。

「マイナビ翻訳」

バーコードやQRコードをスマートフォンで読み取ると、多言語で商品に関する詳細な情報が表示されます。日本語が分からない訪日観光客でも母国語での説明を読めば、商品について詳しく理解できるでしょう。飲食店向けとメーカー向けがあり、飲食店向けの方ではメニューや案内情報の表示もできます。メーカー向けの方ではスキャンされた場所が分かる仕組みです。

「指さし英会話ツール」

スマートフォンやタブレットに文章や図などを表示して、指さしで会話できるツールです。多言語対応しており、会話で言葉が通じなくてもコミュニケーションを取れるでしょう。コンビニや鉄道会社、大型のショッピングセンターなどで導入事例があります。

「MC Catalog」

はパンフレットなどの印刷物の文章を多言語に自動翻訳するツールです。翻訳した文章はスマートフォンで見られるため、翻訳にかかるコストもパンフレットの制作コストも大幅に削減できます。自治体での導入事例が多いです。

まとめ

インバウンドが増える中で、訪日観光客が快適に観光を楽しめる環境を整える必要があります。日本を旅行して良かったと感じた訪日観光客は、SNSなどを通じて良い評判を広げてくれます。そうすれば、さらにインバウンド需要が増えていくでしょう。

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