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一人当たり45万円!インバウンド向け挙式プランの内容が凄い

株式会社JTB首都圏(本社:東京都品川区、代表取締役社長:池田浩)は富士山での挙式と記念撮影が可能なインバウンド市場向け新商品を発売しました。

今回の新商品は「WEDDING ABOVE CLOUDS at Mt.FUJI in JAPAN」と称し、8月2日より発売されています。取り扱いはJTB首都圏において高品質旅行を専門に企画、販売する」ロイヤルロード銀座」です。ロイヤルロード銀座は2015年9月に発売した訪日外国人向けの挙式、及び記念撮影の企画である「Japanese Style Wedding Photo Plan」が反響となったこともあり、今回の企画開発へと繋がったと発表しています。
気になる富士山での挙式旅行代金は一人あたり45万円だそうです。

 

(画像はプレスリリースより)

昨年は爆買いなどの消費活動が目立ったインバウンド市場でしたが、2016年に入り訪日外国人観光客数は増加する反面消費活動は滞っています。「小売業販売額」は、昨年11月からほぼ前年比マイナスの数字が続いています。観光客の数は増えているのに、小売業販売額は落ち込んでいるということは、「客単価が落ちている」と考えられます。

旅行支出の減少の要因としては、為替レートの円高方向への動きも影響しているということもありますが、中国人観光客による爆買いの終了、単価の減少が大きいと考えられます。

 

「モノ消費」から「コト消費」へ!?

2016年に入り少しずつインバウンド市場が「爆買い」と言われる「モノ消費」から「サービス体験型」の「コト消費」に変わりつつあります。

今回紹介した「富士山での挙式」もサービス体験型の「コト消費」といわれる”日本でしか体験できない”サービスの一種だと考えられます。訪日外国人による「爆買い」と言われる消費活動が落ち着いた今、今後は日本でしか体験できないサービスを訪日外国人観光客は求める傾向にあるかと考えられます。

例えば「美ンバウンド」といわれる美容室やエステ、ネイルなどの美容サロンを日本で体験するといったものや、以前紹介した「総額1億円の訪日旅行プラン」などです。

2016年最新トレンド「美ンバウンド」って?
http://www.arange.co.jp/news_inbound_china_bakugai_binbound_20160608/

5泊6日で総額1億円の中国富裕層向け 豪華訪日プランを企画
http://www.arange.co.jp/news_inbound_china_travel-tour_20160531/

 

まとめ

インバウンド市場はまだまだ黎明期と言われており、爆買いが失速したようにトレンドなども変わりやすく、先行きが見えづらい市場であることは間違いないでしょう。アレンジでは海外トレンドに注視し、随時インバウンド情報を発信していきますので次回も是非インバウンドニュースをご覧ください!
(参照 http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000894.000005912.html)