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5泊6日で総額1億円の中国富裕層向け 豪華訪日プランを企画

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株式会社世界が中国・香港の富裕層向けに、5泊6日で総額1億円の豪華訪日プランを企画しました。

【主な特長】

・中国、香港などの空港からでも出発が可能
・ビジネスジェットをチャーター(完全貸し切り、最大8名参加可能)
・沖縄、大阪、東京、北海道の超高級旅館・ホテルで合計5泊6日
・日本の不動産視察(東京・北海道)の案内
・銀座での会食では日本の有名女優が接客(一体誰でしょう笑)
・第1回は2016年6月中旬を予定、価格は総額1億円

この豪華プランでは、チャーターしたビジネスジェットで中国や香港などの空港から訪日し、沖縄、大阪、東京、北海道と、5泊6日で日本を縦断しながら超高級旅館・ホテルに宿泊します。訪日中には東京と北海道の不動産視察も行い、東京・銀座での会食には日本の有名女優が接客するとしています。

企画企業の株式会社世界は、多国間不動産などを扱っている企業です。主に台湾など中華圏の富裕層を対象に、日本の不動産投資情報も提供しており、今回の豪華訪日プランは、そのような不動産投資を考えている富裕層に向けた接待旅行といった意味合いも考えられます。

中国の一般的な旅行代理店である浙江中旅の場合、一週間の訪日ツアー商品の9月価格は10599元ほどで、日本円に換算するとおよそ18万円です。しかし今回紹介した1億円ツアーは5泊6日です。一般的なツアー価格と比べてみると驚愕の価格設定だといえます。

このような1億円という高額な旅行商品が、実際に販売されるかどうかは未知数ですが、1企業が企画として発表していることから、アジアの富裕層の中には高額でもかまわないからゆったりと静かで整然とした日本を楽しみたいという層は確実に存在しているようです。

今後はこれほどの価格でなくても、富裕層向けの旅行商品が増えてくる可能性は高く、日本側としてもその価格に見合ったサービスが提供できるかどうかが問われることになるかもしれません。

どのような国や地域の、どのような層にターゲットを絞って誘客を行うかは、各事業者の判断にゆだねられるところですが同社のこの豪華訪日プランも、今後のインバウンド市場におけるひとつの方向性を示していると考えることができそうです。

参照:https://www.atpress.ne.jp/news/102137

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