インバウンドニュース

実際海外行ってきたよシリーズ〜中国・上海〜

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みなさんこんにちは。
インバウンド施策をする上で海外の視察に興味のある方はたくさんいらっしゃると思います。
本日は最近の中国の勢いを調査しに行って参りましたのでそのレポートをご紹介いたします。

弊社にもアテンドの依頼を頂くこともございますので海外視察に興味のある方はぜひお問い合わせください。

■旅行地:中国 上海

インバウンドを語る上で外せない中国。キャッシュレスの王様と言われている中国。そんな中国の最先端事情をアレンジ代表筑波が行ってきたので、レポートしたいと思います。

■そもそも中国人ってどれくらい来てるの?

まだ2017年の統計情報は出ていませんが、中国人の渡航は年々増えており、団体旅行だけではなく、個人旅行(FIT)がかなり増加しており、団体と個人を網羅することが重要となってきました。では、実際に中国人はどれぐらい来てるのでしょうか?

・2013年
全体:約1,000万人
中国:約130万人

・2014年
全体:約1,300万人
中国:約280万人

・2015年
全体:約2,000万人
中国:約500万人

・2016年
全体:約2,400万人
中国:約630万人

・2017年(12月速報値まだ)
全体:約2,600万人(+200万人前後)
中国:約630万人(+45万人前後)

このように全体の訪日外国人も増加してますが、中国人の旅行者は年々増えていることが上記から見て取れるかと思います。
細かい数字に関してはJNTOが発表している表がございますので、そちらをご参照ください。
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/index.html

■実際の中国ってどんな感じ?

そもそも中国はご存じのとおり、でかく、壮大です。上海も同じようにでかく壮大です。写真を見れば分かる通り、建物がでかく、夜はとにかくキラキラしています。

こんな感じでとにかくキレイ!

ルイ・ヴィトンもきらきらしてます!


有名な南京東路も基本的にはずっとキラキラしてます。

上海に来たら上海蟹ということで、おいしく頂きました。

バイクシェアリングのoFoもそこら中にありました。

悪ノリした大人3人ですが、実際には1人で乗ってます。

くまもんも普通に駅の改札出たところにポップアップストアを展開中。

地下鉄もけっこう混んでました。

筆者そっくりだったので、思わず激写。

実際に2008年~2013年まで上海に住んでいた時と今とは状況が完全に異なり、ほぼ全ての店舗がキャッシュレスになっています。2013年から一部店舗やコンビニエンスストアでキャッシュレス対応が始まっておりましたが、まだ一般的に広く使われていたイメージは少なく、筆者も実際に使用はしておりませんでした。

2017年の11月ではほぼ全ての店舗でWeChat Pay、もしくは、Alipayの対応が進んでおり、まったくお金を持ち歩く必要がない状態です。外国人はこの素晴らしい体験が中国の銀行法により制限されており、(裏技を使えば一部機能を使えたりしますが)この恩恵に授かることはできなかったのですが、とにかくすごく楽に過ごすことができます。イメージとしては、外での買物や決済(タクシーとか)が全てApple Pay対応になっており、iPhone持ってればまったく問題ないような状況です。

■上海の外国人対応

英語が喋れるスタッフは非常に少ないので、普通に困りますw

観光地には英語が喋れるスタッフがほぼ常駐しているので、まったく困らないのですが、交通機関や食事のオーダーといった訪日外国人が日常的に日本で困っている内容は上海でも同じ状況だと思います。
ただ、国民性なのか外国人だろうが中国語を無視して喋ってきますし、逆にすがすがしいと感じることでしょう。
日本は基本が非常に丁寧なので無理して英語を喋らず、日本語だけで通すのもありだなと思った上海旅行でございました。
インバウンドで分からない事があれば是非アレンジにて!

“コンタクト”